その他 レジオネラ属菌 レジオネラ属菌は、土壌、河川、湖沼の自然界に広く生息する常在菌の一種で、水温20℃以上で特に36℃前後の環境が最も増殖するとされています。人工的な環境下では、水を溜め置きしたり、繰り返し使用(循環)することで発生した生物膜(バイオフィルム)内のアメーバ等の原生動物に寄生し、増殖します。 シャワーや湯気、冷却塔からの飛散水などがエアロゾル(微小な粒子)となり、呼吸する際にレジオネラ属菌に汚染した水を吸い込むことで、人へと感染し、レジオネラ症やポンティアック熱などを引き起こします。 定期的なレジオネラ属菌検査により、汚染状態を把握し、設備の清掃や消毒処理を実施し、循環ろ過装置や消毒装置の改善等の処置をとります。 ■レジオネラ属菌検査受託フロー 培地上に形成されたレジオネラ属菌コロニー 関係法規・基準値等 ・公衆浴場における水質基準等に関する指針(厚生労働省) ・レジオネラ菌対策(厚生労働省) 分析依頼書のダウンロード